北九州高専に中南米からの研修生が訪問

HOME » 学校案内 » 広報誌 » 文教ニュース・文教速報 » 平成24年度 » 北九州高専に中南米からの研修生が訪問

文教ニュース・文教速報

北九州高専に中南米からの研修生が訪問

 緋寒桜が咲き始めた2月21日、JICA研修生が北九州高専を訪れた。今回は、ブラジル、チリ、コロンビア、ウルグアイ、メキシコなど中南米10ケ国からの職業訓練や教育に携わる17名が訪問。
 まず、塚本寛校長が「高専は実験と実習を中心とした実践教育の場である」と紹介の後、内田副校長が高専制度などの概略を説明した。続いて、一行は、CALL教室、図書館、細胞工学研究の施設を見学した。CALL教室では、コンピュータを使って楽しく英単語を習得する方法に、「何語くらいを何年間で習得するのか」と尋ね、また、図書館では英文の本に関心を寄せ、学生が新しい本の購入を希望できることに大きくうなずいていた。細胞工学研究の施設では、地元産のイチゴを使ったアレルギー、癌への医薬の生産にヒト細胞を使うと聞き、「人間の体の中のどの部分を使うのか」についても尋ねた。
 高専教育全般にわたる質問では、「教員自身の研究と学生への教育の時間配分」「研究の成果を社会に還元する方法」「高専(カレッジ)卒は大学(ユニバーシティ)と同程度の能力を持つというが、カレッジとユニバーシティの違いは何か」などの質問が相次いだ。「先生方のレベルが高いことに驚くとともに、教育しながら、そのレベルをどのように保たれているか」との質問に、「大学、大学院に学生を送り出すには、教員もそれ以上に自分の能力を維持するために研鑽している」と塚本校長。訪問の予定時間を大きく超えての活発な質疑応答の後、一行は同校を後にした。


中南米からの研修生と塚本校長ら