北九州高専 韓国スタディツアー2016・アドバンスコースを開催

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 9月1日から7日までの7日間、4・5年生の学生5名が、北九州高専の交流締結校である、大韓民国全羅北道全州市にある全北大学校への訪問、学生同士の交流を目的としたスタディツアーに参加した。平成22年に学術交流協定が更新されたのを機に、学生の大学訪問が始まり、近年では、学生同士の交流と将来世界に打って出る人材へと羽ばたくことに主眼を置いた同校独自のスタディツアーとして行っているものである。
 今年度からは、毎年3月に行っているスタディツアーをベーシックコースとし、今回の9月のプログラムを「アドバンスコース」として、新たな試みも加えながら、韓国への渡航経験のある学生を中心に、更なる日韓相互の理解を深め、新たな歴史を創っていくことを目的として計画した。幸いにも、福岡県の平成28年度世界に打って出る若者育成事業に採択され、「トビタテ!留学JAPAN」の2期生として、この韓国・全北大学校に1年留学していた岩田貴子さん(制御情報工学科5年)をはじめとした韓国に対する経験が多く、更に「何かをしたい」メンバーが集まり、濃密な7日間となった。
 受け入れ側の全北大学校では、国際協力部の全面的な支援もあり、「食の都」と呼ばれる全州市内の史跡見学、最新鋭の学内図書館・博物館の見学をした。日本語研究会のメンバーが熱烈に歓迎をして、プログラムの中では「MT (Membership Training)」として、1泊2日、全州近郊の任実郡の民宿に日韓の学生で泊まり、夜を徹した交流を行った。
 今回のプログラムでは、同校創造教育推進センターの協力の下、アクティブラーニング教材を開発。マインドマップ・ブレーンストーミングの手法を用い「新しい日韓関係を築くためには我々はどうしたらいいのか」という目標に向けて、日韓の学生で話し合う機会を設けた。先述の全北大学校の日本語研究会のメンバーでこの話し合いが行われるとともに、一般科目荒川准教授の知り合いで、全州教育大学校のYi Kyeong Han教授とその学生たちともこの機会が設けられた。
 韓国語・日本語・英語が交わる中、自らの意見を他の意見と交わらせて、新しいものを創りあげていく大切さに触れることが出来た1週間だった。アドバンスコースとしての、深いつながりを得ることが出来、これからのキャリアデザインに資するプログラムとなった。この後も公的・私的なものを含めて、同校を軸とした日韓の交流は更に続く。「近くて遠い国」と言われて久しい韓国。様々な意味での距離を縮めるために、同校のプログラムがある。さらに多くの学生たちが参加し、その距離を学生同士が縮めていくことが期待される。

      
          全州教育大学校ワークショップ      全北大学校ワークショップ、日本語研究会メンバーとともに

「クレジット付写真は、全北大学校OB安 炫俊氏が撮影」