北九州高専の教育

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北九州高専では、以下の3つのポリシーに沿って教育を実施しています。
• アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
• カリキュラム・ポリシー   (教育課程編成・実施の方針)
• ディプロマ・ポリシー      (卒業認定・学位授与の方針)

アドミッション・ポリシー

「北九州高専が求める学生像」
北九州高専では、本校の教育理念及び、学習・教育目標を達成するために、総合的な基礎学力を十分に持ち、以下の項目を満足する能力と適性を備えた中学生を求めています。
① 数学、理科の分野に興味がある者
② 工学の分野に興味がある者
③ 実験・実習に自ら進んで取り組むことができる者
④ 将来、国際センスと人間性を備え、社会を支える技術者として活躍する意思を持つ者

「入学者選抜の基本方針」
本校の教育理念及び学習・教育目標を達成するために、適性と総合的な基礎学力を十分に持つ者を合格とします。

学業成績推薦による選抜の場合
推薦書、調査書、作文及び面接により選抜します。

課外活動等推薦による選抜の場合
推薦書、調査書、作文、課外活動等の実績及び面接により選抜します。

学力検査による選抜の場合
調査書及び学力検査により選抜します。

帰国子女特別選抜による場合
調査書、学力検査及び面接により選抜します。
北九州高専では、3年生から専門コースに分かれます。各専門コースが求める学生像は、以下のとおりです。

機械創造システムコース
 • マシンを使ってモノをつくることに興味がある人
 • メカの仕組みやメカが動く機構に興味がある人

知能ロボットシステムコース
 • 機械、エレクトロニクス、制御、情報処理の技術を習得したい人
 • ものづくりやロボットづくりに興味がある人
 • ロボットを制御する技術に興味がある人

電気電子コース
 • 電気自動車、スマートフォンなど、時代をリードする電気電子分野に興味がある人
 • 情報、通信、エネルギーで暮らしを支える“電気”に興味がある人

情報システムコース
 • エレクトロニクスとコンピュータを道具にして、”もの“を思うように動かしたい人
 • 数字や理科が好きで、プログラミングやICT(情報通信技術)、コントロール(制御)技術を学びたい人

物質化学コース
 • 「化学」や「生物」が好きな人
 • 「環境問題」に関心があり、修得した知識や技術を社会生活に生かしたい人


カリキュラム・ポリシー

後述のディプロマ・ポリシーに掲げた能力・態度を育成するために、本校の教育理念、教育目的を踏まえ、学習・教育到達目標に対応する以下の教育課程を編成しています。また、授業科目毎に定めたシラバスに従って、学修成果の評価を行い、所定の単位を与えます。

① 専門工学に関する知識・技術を体系的に理解できるように、2年生までに工学の基本となる自然科学と工学の基礎を学び、3年生から専門工学科目群(*)を学びます。科目には講義、実験、実習があり、これらを組み合わせることで知識・技術の定着と問題解決能力の育成を図ります。総まとめとして、5年生で卒業研究に取組みます。
*専門コースの科目群は以下の通りです。

(機械創造システムコース)
数学、物理、工業力学、材料力学、熱力学、水力学の機械基礎科目と、機械工作法、製図、設計工学の設計生産科目、さらに4、5年生には、これら機械系技術に加え、メカトロニクスや制御工学の知識をも活用する創造デザイン演習などの科目を系統的に配置しています。

(知能ロボットシステムコース)
数学、物理、機械工学、情報処理、制御理論を基礎に、機械制御システムであるロボットの設計製作を対象として、インターフェイス技術、組込み技術、設計技術を活用するための科目を系統的に配置しています。

(電気電子コース)
数学、物理、電気回路、電子回路、電気磁気学、制御工学、情報処理を基礎として、電力と情報分野の科目とエレクトロニクスに関する科目、問題解決型の実習・実験科目を系統的に配置しています。

(情報システムコース)
数学、物理、電気回路、電子回路、情報処理、制御理論を基礎として、システム制御を対象とする科目とICT(情報通信技術)を活用するための科目を系統的に配置しています。

(物質化学コース)
無機化学、分析化学、有機化学、高分子化学、生物化学、物理化学、化学工学等の共通必修科目の上に、4年生から、応用化学系では物質工学や応用化学工学等に関連する必修科目、応用生物系では応用生物工学及び食品工学等に関連する必修科目を系統的に配置しています。

② 技術者に必要な倫理観と幅広い視野を身に付け、環境に配慮した持続可能社会の構築に貢献する意思を養うため、5年間を通して一般教養科目と専門科目を学び、企業等で実習を行います。これらで学んだ知識と経験を活かし、卒業研究で社会の発展に寄与するテーマに取組みます。

③ 多様な文化を理解し、多様な人々とコミュニケーションを図れるように、一般教養科目、英語、第2外国語を設定しています。


ディプロマ・ポリシー

幅広い工学基礎、創造的技術開発力、及び技術者としての倫理観を身に付けるとともに、地球環境に配慮し、持続可能社会の構築に貢献できる技術者を育成します。このために、以下の学修成果を達成すべく編成・実施された教育課程を学修し、所定の単位を修得した者に対して卒業を認定します。

学修成果
①(機械創造システムコース)
      数学、物理に関する知識、機械工学に関する知識・技術を理解し、問題解決に応用できる。
   (知能ロボットシステムコース)
      数学、物理に関する知識、機械工学、情報工学、制御工学に関する知識・技術を理解し、問題解決に応用できる。
   (電気電子コース)
      数学、物理に関する知識、電気電子工学に関する知識・技術を理解し、問題解決に応用できる。
  (情報システムコース)
      数学、物理に関する知識、電気電子工学、情報工学、システム制御工学に関する知識・技術を理解し、コンピュータを
      駆使して問題解決に応用できる。
  (物質化学コース)
      数学、物理、化学、生物に関する基礎知識、物質化学工学に関する専門知識・技術を理解し、問題解決に応用できる。

② 技術者に必要な倫理観と幅広い視野を身に付け、環境に配慮した持続可能社会の構築に貢献する意志を持つ。

③ 多様な文化を理解するための教養を持ち、日本語および外国語によるコミュニケーションの基礎能力を身に付ける。