生産デザイン工学科2年生がエコタウンを見学しました

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  生産デザイン工学科に入学して以来、学生にとっては2回目となる大規模な学外見学として、7月19日に若松区にある北九州市エコタウン事業所の見学を行いました。北九州市のエコタウンは全国に先駆けてごみの削減とリサイクルの推進を目指し、鉄鋼メーカーの旧埋め立て地跡に構築されたゴミの再資源化企業の集合体で、敷地内には電化製品のリサイクル工場、ペットボトルの再資源化工場、廃木材の再資源化工場など数多くの民間企業が存在し、西日本各地からの資源ごみのリサイクルを行っています。
  生産デザイン工学科2年生は5クラスが5台のバスに分乗し、それぞれ、そのうちの2か所の事業所の見学を行いました。2年5組は、廃木材・廃プラスチックから木材とプラスチックの両方の性能を併せ持つ材料を産み出す株式会社エコウッド、一般家庭から排出された蛍光灯のリサイクル及びそれらの材料を使用したリサイクル蛍光管を製造している株式会社ジェイ・リライツの見学を行いました。
  エコウッドでは、実際にリサイクルされて新たに作られた素材を手に取り、それが木材ともプラスチックともつかない手触りであることを確認しました。これらの材料は、主に屋外において使用するベンチやテーブルとしての用途が期待されています。木材に近い質感ながら、プラスチックからできており、経年劣化やカビ、コケの繁殖等、一般の公園等に置かれている器具で懸念される問題が解決されています。単にリサイクルを主目的としているのではなく、耐久性も実現し、経済的にも効率的になっていました。
  ジェイ・リライツでは蛍光管の分解工程から蛍光のために含まれている水銀の除去、その他の希少金属の回収について学び、それらの工程を実際に見学しました。再生されたリサイクル蛍光管は驚くべきことにリサイクル前の蛍光管と同等かそれ以上の鮮やかな光を発し、学生も大いに興味を惹かれていました。
  事業所内を移動するバスの中では質疑応答の時間が設けられ、複数の学生が北九州市でエコタウンが成立した背景などについて積極的に質問していました。北九州市の小中学校出身の学生の多くが、一度は社会科見学で訪れている施設であるにもかかわらず、高専で勉強していく上で新たな興味がわき、新たな視点でものをとらえることができていることを実感しました。また、今回の見学で、自分たちの学校がある北九州市の歴史に触れ、各々の土地の特色に基づいた産業とそれをフォローする環境技術の相補的な関係について学ぶことができました。

   
     リサイクル製品を手に取って質感を確かめました     解説に耳を傾け、メモを取りながら蛍光管のリサイクルについて学びました

                                                               各クラスの見学施設

1組、2組

(株)ジェイ・リライツ

(株)リサイクルテック

蛍光管リサイクル事業

OA機器リサイクル事業

3組

(株)エコウッド

西日本家電リサイクル(株)

廃木材・廃プラリサイクル事業

家電リサイクル事業

4組、5組

(株)エコウッド

(株)ジェイ・リライツ

廃木材・廃プラリサイクル事業

蛍光管リサイクル事業