日本セラミックス協会論文誌『Journal of the Ceramic Society of Japan』に専攻科生の学術論文が掲載されました。

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 公益社団法人 日本セラミックス協会が発行する欧文専門誌である『Journal of the Ceramic Society of Japan 2017年7月号』に、専攻科2年生 我毛 智哉 君(松嶋・小畑研究室)の学術論文(フルペーパー)が掲載されました。論文の題目は、「First-principles calculation of M3Ta6Si4O26 (M = Ba, Sr) using Tran-Blaha exchange potential」であり、我毛 君がファーストオーサー(筆頭著者)を務めています。
 私達の身の回りにある物質や材料のすべての性質は、その中に含まれる電子の振舞いによって支配されています。我毛 君は、高度な固体量子論に基づく理論計算法を駆使することによって、M3Ta6Si4O26 (M = Ba, Sr)の光機能性と電子構造との因果関係について基礎的知見を得ることに成功しました。

 通常、学術誌に掲載される論文は、大学院博士課程以上の経験を積んだ大学や高専の教員,大手企業の研究者等によって執筆されており、専攻科生(大学3・4年生相当)がファーストオーサーとなる例はほとんどありません。我毛 君は、昨年の第53回化学関連九州支部合同大会(無機化学部門)でポスター賞を受賞し、その後、英語による学術論文作成に挑戦してきました。この度、論文審査員との質疑応答を見事にクリアし、論文掲載に漕ぎ着けました。現在、彼は第2報目の学術論文作成にも意気軒昂として挑戦しています。

参考:我毛君の学術論文は日本セラミックス協会HPで公開されています。
   http://jcs.ceramic.or.jp/