1.北九州高専に関すること

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1.北九州高専に関すること

Q1- 1「高専」とはどんな学校なんですか?

A.高等専門学校は、中学校卒業後の早い段階から、実験・実習・実技を重視した実践的な技術教育や少人数クラス編成によるきめ紬かい教育指導を通して、5年一貫の効果的な専門教育を行うことによって豊かな教養と専門の工学とを身に付けた実践的技術者の育成にあたっている高等教育機関で、全国に57校(うち、国立高専は51校55キャンパス)あります。高専卒業生に対する産業界からの評価は高く、ほとんどの学生は、希望する企業や業種に就職しています。また、卒業後も勉強を続けたい学生には、多くの大学が選抜の上、3年生の編入学を認めています。一方、多くの高専には高専卒業後2年間の修学期間をもつ専攻科が設置されています。進学した専攻科が大学改革支援・学位授与機構の認定を得ている場合は、同機構の審査を経て、専攻科修了時に学士の学位を得ることが可能です。

Q 1 - 2「北九州高専」とはどのような学校ですか?

A.北九州高専は国立の工業高等専門学校として昭和40年4月1日に創設されました。平成27年度には準学士課程の高度化・再編を図り、5学科を生産デザイン工学科の1学科(第3学年から、機械創造システム、知能ロボットシステム、電気電子、情報システム、物質化学の5コースに分かれます)に改組しました。また、専攻科課程についても、3専攻を生産デザイン工学専攻の1専攻に改組しました。就職率は非常に好調で、求人倍率は毎年、約15倍から20倍です。例年、関東関西地区等の企業及び地元企業に、希望者全員が就職しています。また、国立大学の工学系の学部を中心に、毎年40人程度が進学(編入学)する他、北九州高専専攻科へも40人程度が進学しています。

Q 1 - 3 北九州高専学科・各コースの内容を簡単に説明してください。

生産デザイン工学科
生産デザイン工学科では、第1学年と第2学年の2年間は一般科目と専門基礎科目について全学生が共通に学習する期間に設定し、第3学年からは機械創造システムコース・知能ロボットシステムコース・電気電子コース・情報システムコース・物質化学コースの5つの専門コースで編成しています。これにより、低学年での一般教育・専門教育の基本となる基礎学理の徹底した教育と専門コース教育への興味・関心の涵養高学年での高度専門教育と専門分野横断教育(融合教育)の実現、専攻科教育へのスムーズな連結性確保などを図っています。

☆機械創造システムコース
ものづくりのための基礎知識を学び、目的にあった機械を設計し生産できる技術を演習・実験・実習を通じて修得します。卒業後は、設計、生産にとどまらず、機器の運転・管理に関する技術を必要とする家電・医療から自動車・航空宇宙産業など、様々な分野で活躍できる技術者となります。
☆知能ロボットシステムコース
機械、電気、情報通信、制御の幅広い分野について総合的に学び、自動車や家電などに知能を与えることができる、すなわちロボットを作ることができる技術を習得します。卒業後は、知能化技術を必要とする自動車、航空宇宙、ロボット、医療、家電など、様々な分野で活躍できる技術者となります。
☆電気電子コース
現代社会に不可欠な電気について、エネルギー・制御、エレクトロニクス、情報・通信の分野を基礎からバランスよく学びます。卒業後は、電力、ホームエレクトロニクス、通信、自動車など、様々な産業分野で活躍できる技術者となります。
☆情報システムコース
ICT(情報通信技術)を活用したシステムに関する情報工学、システム制御工学、電気電子工学のハードウェアとソフトウェアの知識と技術を体系的に学習します。卒業後は、コンピュータシステム、ネットワークシステム、制御システムなど、様々なコンピュータ応用分野で活躍できる技術者となります。
☆物質化学コース
無機化学、分析化学、有機化学、高分子化学、化学工学や生物工学を学習し、ナノ材料などの新素材開発や低炭素化環境技術、微生物や細胞利用に関する知識・技術を習得します。4年生から、応用化学系と応用生物系に分かれて専門授業を行います。卒業後は、材料開発、品質管理、化学製品製造、化学プラント、バイオ、食品、医薬品製造、環境・エネルギーなど、多くの産業分野で活躍できる技術者となります。

Q 1 - 4 どのような人が高専に向いているのですか。

A. 将来、技術者を志すのであれば、科学技術の進展に興味と関心を持ち、自ら課題を見つけ自ら解決する意欲があり、周囲の人たちと協力して目標に向かって努力することができること、技術者として活躍する意思の強い人です。勉強に関しては、自分で着実に継続して(言わばこつこつと)勉強する習慣があることが大切です。数学や理科の授業が多く、これらの知識を基に専門科目の授業が行われますから、数学や理科が得意の人が向いています。 更に、自らの企画や研究成果を人前で発表するプレゼンテーション能力や外国語の能力向上に意欲のあることも求められます。また、学内諸規則等を守り自己規制が働くこと、周囲の環境問題等に意識をもつことは学生として必要な資質です。 なお、本校が求める学生像は、

①数学、理科の分野に興味がある者。
②工学の分野に興味がある者。
③実験・実習に自ら進んで取り組むことができる者。
④将来、国際センスと人間性を備え、社会を支える技術者として活躍する意思を持つ者。
以上4つです。