
後藤 宗治
GOTO Muneharu
物質化学工学科 准教授 1966年生まれ
| キーワード | バイオディーゼル、油脂の改質、リパーゼ、酵素固定化 |
|---|---|
| 専 門 分 野 | 化学工学、生物化学工学 |
| 担 当 授 業 科 | 基礎生物化学工学、生物工学概論、応用化学工学実験、工学基礎実験、生物反応工学、化学反応工学 |
| 研 究 内 容 |
・リパーゼ固定化樹脂を用いた油脂の改質(ひまし油の分解、モノオレインの合成) リパーゼをアクリルアミド樹脂内に包括固定化しひまし油の加水分解、オレイン酸とグリセリンからのモノオレインの生成反応を行った。その結果、固定化する樹脂の組成を制御することにより、従来の方法と比較して選択的に合成することが出来た。 ・界面活性剤修飾リパーゼを用いた油脂の改質(有機溶媒中でのエステル合成反応) 界面活性剤でリパーゼ表面を修飾し、有機溶媒中でのベンジルアルコールとラウリン酸のエステル合成反応を行った。その結果、界面活性剤で酵素であるリパーゼを修飾することにより疎水環境下での酵素活性が未修飾の酵素と比較して100倍以上増加することが確認された。 ・界面活性剤修飾リパーゼの固定化と微水環境下における活性評価 微水環境下で高い活性を示す界面活性剤修飾酵素を樹脂に包括固定し、微水環境下でエステル合成反応を行い。反応終了後、固定化界面活性剤修飾酵素を回収し、その活性及び回収性を検討した。結果、固定化界面活性剤修飾酵素は十数回以上、その活性が低下せず繰り返し利用できることが明らかとなった。 ・酵素保護機能を有する酵素固定化担体の開発 中空糸の細孔内に放射線グラフトにより様々な官能基を有する高分子を導入しこの高分子を介して酵素を中空糸内に固定化する。固定化された酵素は高分子により被覆され、固定化していない酵素と比較して微水環境下での活性が大きく増加した。また、細孔内に直接基質溶液を透過させることにより、基質の物質移動が促進され、活性が上昇するとともに連続運転が可能であることがわかった。 |
| 著書・論文・特許 |
・Design of polymer brushes for immobilizing enzymes onto hollow fiber micropores in organic media riaction, Biochemical Engineerinf Journal, Vol37 (2007) pp159-165 ・Esterification of Lauric Acid Using Lipase Immobilized in the Micropores of a Hollow-Fiber Membrane, Journal American Oil Chemical Society, Vol83 (2006) pp209-213 ・Immobilization of surfactant-lipase complexes and their high heat resistance in organic media, Biochemical Engineering Journal , Vol24 (2005) ,pp91-94 ・Enzymatic Reaction in Organic Solvent Using Immobilized Lipase on the Polymer Brush, The Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering 2004, proceeding (2004) 2J-08 ・酵素固定化担体の疎水性制御によるモノオレインの選択的合成, 化学工学論文集 Vol29 Issue 4 (2003) pp.565-567 |
| 相 談 分 野 |
酵素固定化 微水環境下における酵素の利用(油脂の改質、バイオディーゼルの生産) |
| 所属学会・協会等 |
化学工学会 バイオインダストリー協会 |
| 地域との連携 |
北九州市公開講座 共同研究(九州大学、北九州市立大学) |