水口 真

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卒業生の声:水口 真

太陽インダストリー株式会社

 オイルショックで大手企業採用中止のなか、昭和50年7月高専求人に初めての有限会社を見つけた。地元小倉の段ボール会社で3年前に新規事業として中津で人工大理石の成型を始めた企業である。将来そこの幹部候補になるような人材が欲しいとのこと。これだ、と即決、昭和51年3月入社した。人工大理石の製造はまだ国内に何社もなく、その生産技術も確立していなかった。

 入社後2年くらい経った頃、社長から呼ばれ、あと1,2年の内に採算にメドが付かなければ、この事業から撤退もやむなしと言われた。自分専用の試作室を作ってもらい、手当たり次第に改善、改良に没頭した。原材料、成型条件、型の材質、形状等、思いつくものすべて、自分で調べ、探して試した。58年4月技術主任、初めて肩書きが付いた。先進技術の視察でアメリカ出張を社長に直訴、60年9月大幅な増産計画で新工場建設が決まり、建設担当者になった。アメリカで見た自動混練機を導入したくて、再度アメリカへ。新工場も順調に稼動し生産性大幅にアップ。63年4月技術課長に昇進、併せて新工場を増築した。平成3年バブルがはじけ、人工大理石の生産も減少に向かうが新規事業でレジンコンクリートの開発、商品化を提案し推進した。平成4年技術部長に昇進。平成5年レジンコンクリート製品の製造で麻生セメントと業務提携し、下水道資器材(パイプ、マンホール)の製造工場を建設。同年工場長として工場を立ち上げた。

 その後、取締役化成品事業部長、常務取締役、専務取締役と躍進し、平成17年6月太陽インダストリー株式会社代表取締役社長、現在にいたる。600人を率いる将師である。