北九州高専コンソーシアム_2024
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2謹啓 寒中お見舞い申し上げます。皆様方におかれましては、益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。また、平素から地域の産業と文化の振興に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 北九州工業高等専門学校(以下、北九州高専と略す)は、北九州地域の皆様からの御支援と御協力のもと昭和40年に設立され、高い基礎学力、豊かな教養、専門工学の知識と技術を身に付けた実践的技術者の育成を目指し、地域の自治体や地域企業、大学等との学術機関と連携して教育研究を行い、多くの人材を産業界に輩出して来られました。また、地域の産学官連携による共同研究、技術相談による地元企業への技術提供のほか、地元の小中高に対する理科支援事業、出前授業や公開講座を通じて、モノづくりの啓蒙活動の実践により地域貢献をして来られました。 平成27年には、地域社会と時代のニーズに応えるために、本科の旧5学科(機械工学科、電気電子工学科、電子制御工学科、制御情報工学科、物質化学工学科)と専攻科の旧3専攻(生産工学専攻、制御工学専攻、物質化学工学専攻)が一体改組され、本科は生産デザイン工学科5コース(機械創造システム、知能ロボットシステム、電気電子、情報システム、物質化学)、専攻科は生産デザイン工学1専攻へと発展を遂げられました。 このたび、地域の産業界および自治体とより緊密で強い協力関係を構築し、地域の一層の発展により大きな貢献をするために、産学官共同の体制構築の打診を北九州高専から受けました。そこで、地域の産業界の有志が相募り「北九州高専技術コンソーシアム」を旗揚げすることになりました。 本会は、北九州高専と地域産業界等との有志が連携して技術交流等を深めることにより、地域の産業や文化の興隆、ならびに北九州高専の教育研究の発展に寄与することを目的とし、次のような活動を行なうことを考えております。一、地域産業界および官と北九州高専の共同研究等の推進に関すること二、北九州高専の教育活動の支援に関すること三、技術振興のための講演会、研究会等の開催に関すること四、その他、地域社会の産業や文化の振興および発展に関すること これらの活動を通じて地域の産業界、官および北九州高専の三位一体による活性化が図られ、会員相互の交流が深まれば幸甚と存じます。 何卒、この主旨について格別のご理解とご賢察いただき、「北九州高専技術コンソーシアム」設立に対するご賛同とご参加をどうかよろしくお願い申し上げます。 平成30年3月 吉日発起人(五十音順)北九州市長北九州高速鉄道株式会社アスカコーポレーション株式会社NSプラント設計株式会社公益財団法人北九州産業学術推進機構株式会社戸畑ターレット工作所三島光産株式会社北橋 健治代表取締役社長 斉藤  淳代表取締役会長 阪  和彦代表取締役社長 白石 宏司理事長 松永 守央代表取締役社長 松本 大毅代表取締役会長 三島 正一謹白「北九州高専技術コンソーシアム」設立の趣意書■北九州高専技術コンソーシアムとは★設立趣旨 北九州高専技術コンソーシアムは、平成30年7月に北九州高専と地域産業界及び自治体との連携・交流を深めることにより、地域産業の発展に寄与するとともに、北九州高専の教育研究の振興を図ることを目的に設立されました。

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