論文2編がRicerche di Matematica 誌の Highlighted Articles に選出されました

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 生産デザイン工学科知能ロボットシステムコースの谷口助教らの研究成果をまとめた以下の論文2編が、 Ricerche di Matematica 誌の Highlighted Articles に選出されました。

・  “Recent results on nonlinear extended thermodynamics of real gases with six fields Part I: general theory (実在気体に対する6変数を持つ非線型の拡張された熱力学に関する最近の成果. Part I:一般論)” by Takashi Arima, Tommaso Ruggeri, Masaru Sugiyama, Shigeru Taniguchi.

・  “Recent results on nonlinear extended thermodynamics of real gases with six fields Part II: shock wave structure (実在気体に対する6変数を持つ非線型の拡張された熱力学に関する最近の成果. Part II:衝撃波構造)” by Shigeru Taniguchi, Takashi Arima, Tommaso Ruggeri, Masaru Sugiyama.

  宇宙往還機に代表される極限環境下のマクロ現象から、ナノテクノロジーに代表されるミクロ現象まで、工学はその研究範囲を広げています。時間的・空間的に急激な変化をする現象を解析できる数理モデルの構築とその解析手法の確立を目指し、谷口助教らは、「拡張された熱力学」と呼ばれる理論について研究を行ってきました。
 上記論文のPart Iでは、従来よりも広い適用可能範囲を持つ、多原子分子気体に対する「拡張された熱力学」理論の構築法について、まとめられています。Part IIでは、Part Iでまとめた理論を基礎にして、二酸化炭素気体中の衝撃波構造の解析が行われており、従来の理論に基づく解析の妥当性と限界について議論がなされています。
 以上の研究成果は、ボローニャ大学のTommaso Ruggeri教授、名古屋工業大学の杉山勝教授、神奈川大学の有馬隆司特別助教との国際共同研究で得られました。

 Highlighted Articles に選出されたため、2編の論文は2017年2月20日まで誰でも無料でダウンロードして読むことができます。
 http://www.springer.com/?SGWID=0-0-1500-2691670-0