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生産デザイン工学科では「所属コースの専門学力に加え、他分野の基礎知識と教養を備えた視野の広い人材の養成」を目的として、次に示す「技術者」の素養を持った人物の育成を教育目標にしています。
一般科目では、知識基盤社会やボーダレス社会への移行が進む現代において「自主自立した有能な社会人として、心豊かな人生を送ることができる人間を育む」ことを教育目的としています。併せて、専門科目の基礎を習得させ、以下のような人物を養成することを教育目標に掲げています。
上記のような人物を養成するために、一般科目の教育課程は、高等学校課程に準拠した学習内容を持つと同時に、専門科目での高度な教授内容に堪えうる基礎的学力の修得を目指して構成されています。特に、各専門科目へのスムーズな発展的学習を可能にするために、全ての学生が同一内容の共通科目を受講することになっています。
また、専門科目につながる科目以外にも、総合的教養・見識の養成を目的とした、音楽・保健・生涯スポーツなどを必修科目として、グローバル化した国際社会と多様化した文化に対応するために、第二外国語・社会選択・一般総合選択などを選択科目として配置しています。
生産デザイン工学科には、2年生後期から機械創造システムコース、知能ロボットシステムコース、電気電子コース、情報システムコース、物質化学コースの5専門コースがあり、各専門コースで独自のカリキュラムを定め、教育を行なっています。
1・2年生は一般科目が主体ですが専門基礎科目の教育も行っており、学年進行と共に専門科目が増えて上級生では専門科目が主体となるよう模型に科目を配置し、高専教育の集大成として、5年生で卒業研究を取り組ませています。また、実践的な教育を行うため、専門科目には座学だけではなく、演習や実験実習系の科目を取り入れており(5年間で習得する全科目の約30%が演習や実験系科目)、近年では座学、演習問わずPBL(Problem Based Learning)やAL(Active Learning)を取り入れて教育効果の向上にも取り組んでいます。さらに、社会人として必要な素養や進路策定のために必要な知見を得るため4年生に学外実習(短期と長期のインターンシップ)を設定しており、毎年、多くの学生が受講しています。
このような5年間一貫教育を通して、早期技術者教育を実践しています。
[A] 技術内容を理解できる基礎学力(数学、自然科学、情報)と自己学習能力を持つ技術者
[B] 専門分野における基礎知識を身に付けた技術者
[C] 専門工学基礎知識の上に実践的技術を学んだ技術者
[D] 身に付けた工学知識・技術をもとにして問題を解決する能力を有する技術者
[E] 多様な文化を理解するための教養を持ち、日本語および外国語によるコミュニケーションの基礎能力を有する技術者
[F] 歴史・文化・社会に関する教養を持ち、技術の社会・環境との関わりを考えることのできる技術者
[G]社会の一員としての自覚、倫理観を持ち、心豊かな人間性を有する技術者