令和６年５月２２日（水）、機械創造システムコース4年学生を対象に、本田技研工業株式会社・社会貢献推進室の方々による、「エンジニアの仕事を知り、将来を考えるきっかけにする」ことを主眼に置いた特別講義を実施しました。 

今回は令和５年度に引続きの開催で、本田技研工業株式会社のエキスパートエンジニアである山田誠氏・青木琢也氏・倉橋秀範氏・芦原淳氏の４名が来校され、青木氏による「製品開発の仕事とかける想い」、倉橋氏による「生産技術開発エンジニアの仕事と伝えたいこと」の題目で２名が講義されました。 

講義の中で、「開発の遅れは関連部署に大きな影響を与える」、「高専での学びや経験は会社での業務やチームワークなどの基礎である」、「計画を立て約束を守り、諦めないことの重要性」などが伝えられました。加えて、比較的年齢の近い高専OB（他高専）からのビデオメッセージでは業務内容・日課などの紹介もあり、聴講した学生にとっては講義内容に身近さも感じ取れ、将来役に立つ知識も学べたのではないかと思われます。 

質疑応答ならびに講義後には学生からの多くの質問があり、講師の方々から丁寧な対応をいただきました。学生からの感想によると、「将来を考えるきっかけとなった」、「高専での勉強や経験が大切であることが分かった」、「開発業務に興味が沸いた」、「分からないことは他の人に聞き諦めない」など、今回の特別講義が今後への大きな刺激になったものと感じ取れました。