10月4日・5日の2日間にわたり、九州沖縄地区の高等専門学校に在籍する留学生と日本人学生との交流事業として「日本語・日本文化キャンプ」を熊本県で開催し、留学生24名、日本人学生11名の計35名が参加しました。
初日は熊本城を訪問し、ボランティアガイドの案内で、城の歴史や熊本地震からの復興の歩みについて学びました。続いて、和菓子作り体験では、職人の方の丁寧な指導のもと、繊細な技術に挑戦しました。完成した美しい和菓子を手にすると、学生たちから笑顔と歓声が上がりました。
2日目は、地域のコミュニティセンターで、グループごとに前日の体験を振り返るワークショップを行いました。チームは、留学生、日本人学生混合の4人9チームで、学生たちはスケッチブックに文章やイラストを思い思いに描き、協力して発表内容をまとめていきました。手作業での共同作業を通じて一体感が生まれ、異なる文化背景を持つ学生同士の心の距離が一層縮まった様子でした。
短いながらも充実した2日間を通じて、学生たちは互いに理解を深め、国や文化を超えた新たなつながりを築くことができました。今回のキャンプは、学生達にとって「共に学び、共に成長する」貴重な体験の場となり、忘れがたい思い出になりました。