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本科のカリキュラム・ポリシー

本科のカリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

本校の教育理念、教育目的を踏まえ、ディプロマ・ポリシーおよび学習・教育到達目標に掲げた知識、能力、素養を身に付けさせるために、以下の教育課程を編成している。また、授業科目毎に定めたシラバスに従って学修成果の評価を行い、所定の単位を与えるが、原則として中間試験や期末試験の結果や、レポートや小テストなどの結果を総合的に判断して評価する。


  1. 中学校卒業からの5年間一貫教育によって、工学的技術への興味・関心を高め、実践的技術者に必要な科学的基礎知識とリベラルアーツの修得を図る。
  2. 自分の意見を理論的に表現でき、周囲とお互いに理解・尊重しあうコミュニケーション力と人間力の育成を図る。
  3.  幅広い工学基礎、技術者に必要な国際的素養や倫理観と、社会の発展のために貢献できる地域マインドの育成を図る。
  4. 専門コースで定める技術者に必要な工学的専門基盤知識と、実験・実習および演習・実技を通してその知識を問題解決や創造的技術開発に応用・実践できる力の育成を図る。

機械創造システムコース
  • 数学、物理、工業力学、材料力学、熱力学、水力学の機械基礎科目と、機械工作法、製図、設計工学の設計生産科目、さらに4、5年生には、これら機械系技術に加え、メカトロニクスや制御工学の知識をも活用する創造デザイン演習などの科目を系統的に配置している。
知能ロボットシステムコース
  • 数学、物理、機械工学、情報処理、制御理論を基礎に、機械制御システムであるロボットの設計製作を対象として、インターフェース技術、組込み技術、設計技術を活用するための科目を系統的に配置している。
電気電子コース
  • 数学、物理、電気回路、電子回路、電気磁気学、制御工学、情報処理を基礎として、電力と情報分野の科目とエレクトロニクスに関する科目、問題解決型の実習・実験科目を系統的に配置している。
情報システムコース
  • 情報工学、電気電子回路、制御理論を基礎として、ICT(情報通信技術)を活用するための科目とシステム制御を対象とする科目を系統的に配置している。
物質化学コース
  • 無機化学、分析化学、有機化学、高分子化学、生物化学、物理化学、化学工学等の共通必修科目を基礎として、材料機能や物質生産に関わる物質工学、応用化学工学、応用生物工学及び食品工学等に関連する必修科目を系統的に配置するとともに、修得した知識を複合的に活用する物質化学総合実習などを配置している。