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活躍する卒業生

日産自動車九州株式会社
武石 玲央さん

2022年 情報システムコース

車の見た目の良さを数値化し、品質を維持管理する

品質力・技術力・人間力による日産クオリティ。日産グループの国内最大生産拠点である日産自動車九州で、武石さんは車の品質向上を担当している。車の品質向上とは、分かりやすく言うと出来上がった車の見た目をよくすること。お客様が車を見た時に思う「見た目の良さ」を数値化することで、それを規格として車の品質を維持管理しているのだという。見た目の良さには、たとえば、フロントドアとリアドアの隙間や面差(段差)はないか、傷や汚れ等はないかなど、ミリ単位のチェックを行い、規格を外れているものが不具合として挙げられます。その不具合に対して、現状把握、要因調査、検証していき、真の原因を突き止めて対策するのが武石さんの仕事。「その対策によって、同じ不具合が出なくなった時が一番やりがいを感じます」と、忙しい日々の中でも、自分の仕事にやりがいを見出している武石さんの充実感が充伝わってくるようです。

北九州高専で学んでいたから分かることがある
武石さんは、小学生の頃から図工の時間が楽しく、自分でモノを作ることが好きで、高校でシステム制御ができるようなモノづくりの勉強をしたいと北九州高専を志望しました。「高専4年生の頃、親が自動車関係の仕事をしていることもあり、日産車であるGT-Rへの憧れもあって、日産自動車で働きたいと思った」と話す武石さん。

実際に働き始めて感じたのは、車を造る過程において、人による作業はもちろんありますが、その多くのところでロボットが関わっています。そのロボットのほとんどがシーケンス制御で動いており、ロボットの動作をすぐ理解できるなど、「高専で学んでいてよかった」と実感することが多かったのだそうです。また、高専在学中に、授業中にノートをとること、提出期限内に課題を提出することなど、当たり前のことが自然に身についていたという。実際の仕事では勉強することが本当に多い。しかし学校とは異なり会社では教育の時間が少なく、それでも納期は遵守しなくてはなりません。そんな中、日々ノートをとったり期限を守ったりする基本的な力が今でも役に立っていると感じるのだそうです。
イベントに参加して楽しむことで、コミュニケーション能力が身につく
「今、社会はコミュニケーションが非常に重要視されていると思うし、実際に働いて本当にそうだなと思いました」と武石さん。仕事では色々な部署の方と話すことが必要であり、一人で作業できないことが多いため、人に何かを伝える、人に何かをお願いするなど、日々の仕事の中でコミュニケーション能力が必要とされることが数多くあります。そのコミュニケーション能力を身につけるのに役立つのが、部活や高専祭、体育祭など北九州高専のイベント。一般の高校より学年の垣根を超えて、めいっぱい楽しむことができるのが高専の特長。「高専ならではの様々なイベントに参加し、ただ楽しむだけでコミュニケーション能力がつくし、もちろん専門的な知識も学べる学校なので少しでも気になればぜひ入学してみてください」と高専流コミュニケーション能力の育て方を教えてくれました。