エグゼクティブビジネススクール スタンダード(特別講座・本講座)
国際標準の業務を体感的に学習できるコースです。経済産業省「産学連携デジタルものづくり中核人材育成事業」で開発されたカリキュラムに基づいてプログラムを作成しました。
成長戦略の実現、グローバル展開、円滑な業務運営の能力構築を図りたい中小企業を応援します。
講座一覧
No. | 講座名 | 日程 | 会場 |
特別講座 | DX・第4次産業革命の機会と脅威 |
ものづくり編 2024年8月30日(金)、8月31日(土) 流通編 2024年9月13日(金)、9月14日(土) 物流編 2025年1月24日(金)、1月25日(土) 【1日目】 9:00~21:50 【2日目】 9:00~18:20 |
北九州工業高等専門学校 地域共同テクノセンター 2階 |
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本講座① | IoT、第4次産業革命の全体像 |
2024年10月18日(金)、10月19日(土) 【1日目】 13:00~19:00 【2日目】 9:00~18:00 |
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本講座② | プロジェクトスケジュール管理 |
2024年11月8日(金)、11月9日(土) 【1日目】 13:00~19:00 【2日目】 9:00~18:00 |
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本講座③ | 受注管理業務 |
2024年11月22日(金)、11月23日(土) 【1日目】 13:00~19:00 【2日目】 9:00~18:00 |
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本講座④ | 製品設計・生産設計と製造現場、 アフターマーケットとのデータの統合管理 |
2024年12月13日(金)、12月14日(土) 【1日目】 13:00~19:00 【2日目】 9:00~18:00 |
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本講座⑤ | 設計業務の効率化、製造実行管理、品質管理 |
2025年1月10日(金)、1月11日(土) 【1日目】 13:00~19:00 【2日目】 9:00~18:00 |
ものづくりにおけるデジタル領域と講座プログラムの相関図
講座概要と講師紹介
DX・第4次産業革命の機会と脅威
経営層の立場から、「経営は何を行うべきか。経営革新にはどのような考え方で臨むべきか」について、第4次産業革命についての最新の情報提供、事前課題、また同じ悩みを共有する経営層の方々との本音のグループディスカッションや、講師のファシリテーション、ソフトウェアなどのデモを通じ、頭だけでなく、自ら腹落ちし、次の一歩につながるように工夫されたエグゼクティブ(経営層)向けのビジネススクールです。
ものづくり編では、「小説 第4次産業革命 日本の製造業を救え!」を教材として活用しつつ、地域の中小製造業の閉塞を突破するために、「自社の構造的な問題について経営層は何と向き合い、どう解決策を見出していくべきか」について、学習していきます。
流通編では、デジタル技術を有効に活用するための業務プロセス変革の方向、製造業との協働活動による商品政策の高度化、SCM政策、店舗政策、顧客接点の管理など、流通業DXの基本的な考え方について、学習していきます。
物流編では、運輸物流産業や荷主企業の物流部門のDXの方向や将来像を俯瞰します。政府から求められている「荷主企業の物流担当役員が果たすべき役割」や「荷主企業の物流戦略の方向」などを理解し、運輸物流企業の事業革新の方向までをスコープとすることで貴社の成長戦略立案に貢献します。
講師
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藤野 直明 氏
野村総合研究所
シニアチーフストラテジストロボット革命イニシアチブ協議会WG1(第4次産業革命推進WG)情報マーケティングチーム・リーダー、日本経営工学会副会長、日本オペレーションズリサーチ学会フェロー、オペレーションズマネジメント&戦略学会理事、早稲田大学大学院情報生産システム研究科客員教授など。
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梶野 真弘 氏
野村総合研究所
エキスパートコンサルタント企業への伴走型業務改革のコンサルティング、産業振興・第4次産業革命に関する調査研究・コンサルティングに従事。中小企業~大企業を含め、主要業種をカバーする250箇所以上の製造業工場を訪問。著書に「電子決済ビジネス」「企業通貨マーケティング」(共著)など。
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熊谷 研一郎 氏
野村総合研究所
エキスパートコンサルタント流通企業への伴走型企業改革のコンサルティング、自社新規事業の企画および推進に従事。小売店舗における画像を用いたECサービス・流通事業者におけるサブスクリプションビジネス・遠隔での機器オペレーション支援ARツールの適用実証実験、食品製造事業者における食品生産ロス削減施策研究等に携わる。
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森川 勇治 氏
株式会社ウエッブアイ
代表取締役社長三井造船(株)、アルテミスインターナショナル(株)を経て、(株)ウエッブアイ設立。同社は、独自開発した計画管理・プロジェクト管理ソフトウエアの提供を始め、多岐業種にわたるリーディングカンパニーへの計画管理コンサルティング、システム受託開発、PMO支援サービス、PM教育・トレーニング運用指導を行い、企業の生産性向上の実現をサポートしている。現在、フェリス女学院大学国際交流学部国際交流学科非常勤講師、早稲田大学創造理工学部経営システム工学科非常勤講師としても従事。
特別講座(流通編)
ゲスト講師 近日公開
特別講座(物流編)
ゲスト講師 近日公開
本講座
01.IoT、第4次産業革命の全体像
ものづくりにおける IoTが、単なる現場のICT(情報通信技術)化とは異なることを理解してもらいます。第4次産業革命で中心的な役割を果たすサイバーフィジカルシステム(Cyber Physical Systems: CPS)が各種技術の進展により、実用段階に入ったことを確認します。
講師
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吉江 修 氏
早稲田大学理工学術院
教授 -
後藤 智 氏
早稲田大学
情報生産システム研究センター
嘱託 -
坪根 意茂 氏
PTCジャパン 製品技術事業部
IoT/Manufacturing技術本部
IoTテクニカルスペシャリスト -
茂呂 親利 氏
PTCジャパン
ソリューションコンサルティング
プリンシパルソリューションコンサルタント
協力企業:PTCジャパン
02.プロジェクトスケジュール管理
受注生産方式のものづくりにおけるプロジェクト管理の問題点を整理し、プロジェクト管理の基本的な概念を理解してもらいます。プロジェクトスケジューリングの必要性を認識し、情報システムの利用によってものづくりがどのように変化するかを体験できます。
講師
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藤村 茂 氏
早稲田大学大学院 情報生産システム研究科⻑ 教授
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柿ノ木 敏雄 氏
ウェッブアイ サービス事業部サービスソリューション部 リーダー
協力企業:ウェッブアイ
03.受注管理業務
グローバルな市場の中で企業がものづくりを行って効果的に収益を得る上で、重要となる受注管理業務の方法論を整理します。また、迅速な納期回答と納期短縮を実現するため、オーダーを生産計画に組み入れ、再スケジューリングを行う納期回答の効果を学びます。
講師
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尾形 公一郎 氏
大分工業高等専門学校 機械工学科 教授
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山本 圭一 氏
ビジネスエンジニアリング プロダクト事業本部 コンサルティングサービス部 APICS認定インストラクター米国公認会計士
協力企業:ビジネスエンジニアリング
04.製品設計・生産設計と製造現場、 アフターマーケットとのデータの統合管理
デジタルトランスフォーメーションにより、顧客が製品を入手後のアフターマーケットから新たなビジネスを生んでいます。この新しい潮流を理解し、デジタルトランスフォーメーション時代のモノづくりにおけるプロダクトライフサイクルを見据えた製品戦略に必要な知識、デジタルトランスフォーメーション化に向けて喫緊の課題であるサイバーフィジカルシステムの情報セキュリティ対策について学びます。
講師
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宮元 章 氏
国立高等専門学校機構CSIRT(KOSEN-CSIRT) 北九州工業高等専門学校 教育研究支援室 機器分析技術グループ 技術専門職員
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久次 昌彦 氏
Aras Japan プレジデント 兼 Aras Japanリージョンオペレーション バイスプレジデント
協力企業:アラスジャパン
05.設計業務の効率化、製造実行管理、品質管理
受注管理業務を精度高く実現するには、工程別の生産指図、実績をきめ細かく行うことが重要です。実績把握にはIoTやMES/MOM等の第4次産業革命関連ツールが極めて有効です。品質管理プロセスにおける暗黙知の形式知化、フロントローディングを学びます。
講師
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田中 禎一 氏
熊本高等専門学校 副校長(教授)
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島名 賢児 氏
鹿児島工業高等専門学校 電子制御工学科 教授
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米田 尚登 氏
IAF(Industrial Automation Forum) 運営委員長
協力企業:IAF
受講料
受講料=特別講座 受講単価×申込講座数+本講座 受講単価×申込講座数
所属企業所在地 | 特別講座 受講単価 | 本講座 受講単価 |
北九州市内 | 1講座あたり50千円 | 1講座あたり14千円 |
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北九州市外 | 1講座あたり100千円 | 1講座あたり28千円 |
各講座、受講定員は30名です。
特別講座の各講座については、1社からのご受講は3名様までといたします。
3名様でのご受講の場合、受講料優遇措置がございますので、事務局までご連絡ください。
受講者の声
製造業を始めとして、建設業、情報サービス業、会計士・税理士業、
コンサル業、研究開発業、卸販売業 など、多数の企業経営者や個人の方に受講いただきました。
- 業務プロセスをシンプルにIT化したいので、活躍できそう。
- プロジェクトスケジューラーについて、もっと実務的なことを理解して、会社に役立てたいと思った。
- 事前に課題があり、ワークショップを行ったので、理解が深まった。
- 効率が上がらないシステム導入について、経営者の情報収集、判断ツールと理解でき、すっきりした。
- ERPの概念が頭の中でつながった。
- DX、インダストリー4.0などの必要性において、具体例を見ながら概要として全体像が見える気づきが出来たことはよかったと思う。
- 講義内容、グループワークおよびデモンストレーションと理解しやすかった。リモートでのグループワークもスムーズに参加できた。
講座紹介動画
申し込み
申し込みは以下よりお願いいたします。
すべての受講プログラム
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エグゼクティブビジネススクール
スタンダードエグゼクティブビジネススクール
アドバンストエグゼクティブビジネススクール スタンダードの卒業生が受講対象となります。
-
ものづくりマネジメント
ビジネススクール
※現在調整中実践PLMコース
PLMの機能・連携・ナレッジマネジメントを学ぶことで、製品のライフサイクルを戦略的に管理し、設計改革や製品開発プロセスを効率化して企業の競争力を向上させる知識を獲得するコース
コース詳細単科受講
ものづくりマネジメントビジネススクールの中から 気になる講座だけを受講できる、単科受講システムです。
どんな講座か体験したいという方にもおすすめです。