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令和7年12月 発行
学生主事 日髙 康展

自転車は皆さんの生活に欠かせない「相棒」かと思います。ただし、公道を走行する「車両」としての大きな責任も伴います。皆さん自身や同じ道路を利用する方々の安全のためにも、一旦停止無視や並走はもちろん、スマホを使いながらの「ながら運転」など、交通ルールから逸脱する行為は絶対にしないよう心掛けてください。少しの甘えが将来を台無しにしてしまうこともあります。来年度から自転車の交通違反に「青切符」(反則金制度)が導入されますが、これは悲惨な自転車事故が後を絶たない現実を物語っています。
次の『自転車安全利用五則』を常に意識し、実践して欲しいと思います。
① 車道が原則・左側通行(歩行者優先)
② 信号と一時停止を守り安全確認
③ 夜間はライトを点灯
④ 飲酒運転は禁止
⑤ ヘルメットを着用
皆さん一人ひとりが責任ある行動をとり、周りの人達から信頼される人となることを期待しています。保護者の皆様におかれましても、ご家庭での交通安全へのご指導とご協力をお願い申し上げます。
物質化学コース 井上 祐一

女子学生による女子中学生向けの活動は、当初、女性教員2名によって始まりました。その後、2015年度に本校が主幹校として「高専女子フォーラム in 九州沖縄」を開催することとなり、当時フォーラムの委員長だった私が代表となって、2014年1月にKCTガールズ(現 Nit♡Kitガールズ)を立ち上げました。
フォーラム終了後には解散する予定でしたが、周囲から強い要望を受け、活動を継続することになりました。しかし、フォーラム委員会の解散や物品不足などの課題もあり、2017年度からは男女共同参画推進会議の下部組織として再スタートしました。活動の詳細については本校研究報告第51号(2018)をご覧ください。
2026年には活動開始から13年目を迎えます。おかげさまで女子学生の割合は約28%、人数は300名にまで増加しました。ここまで活動を支えてくれた女子学生やOGの皆さんに心から感謝するとともに、今後もNit♡Kitガールズが女子学生の未来を広げる場として成長し続けることを願っています。
一般科目 海上 尚美

夏休みに、北海道大学サマーインスティテュート2025に学生として参加してきました。涼しくて、大学構内のアイスもおいしくて、ぜひ皆さんにもお勧めしたい体験です。
受講した「アイヌ・先住民族アート入門」という講座は、英語で授業が行われ、アメリカ・スコットランド(イギリス)・フランス・インドネシア・中国に、もちろん日本からもアイヌ文化に関心のある人が集まりました。英語は不得手ながら、ジェスチャーとグラフィックレコーディングと片言の中国語とアイヌ語を駆使して、全力で楽しんできました。
文化的アイデンティティ、脱植民地化、芸術における表象といった重要な概念をワークショップ形式で学び、最後はグループでプレゼンテーションを行いました。アイヌ民族の文化や歴史を日本の一部ととらえるのではなく、世界全体の先住民族の置かれた状況として考えることを学びました。世界の歴史とともに、先住民族の文化の継承や権利についても、皆さんに授業で伝えていきたいです。
4年機械創造システムコース 假屋崎 心温

令和7年度、機械創造システムコースは長期工場見学旅行で韓国のソウルに行きました。
現代モータスタジオ高陽や、韓国民俗村、景福宮などを訪問し、技術面と歴史・文化面の両方から多くの刺激と学びを得ることができました。また、初日に行われたグローバルマインド講演会では、国際的な視野が広がり、異文化に対する姿勢について考え直すことができました。
自由行動の際には、広蔵市場を訪問しました。活気のあるフレンドリーな市場で、屋台の人たちが、お客さんの前でも構わずに自分の商品を食べているところを目にし、日本との文化的な違いに戸惑いながらも、その温かく飾らない雰囲気が楽しかったです。
今回の長期工場見学旅行では、異文化を知ることの面白さを実感しました。また、普段とは異なる環境に身を置くことで、自分自身を客観的に見つめ直す良い機会にもなりました。これからは、さまざまな価値観を受け入れながら、柔軟な考えを持って行動していきたいと思います。
4年知能ロボットシステムコース 小山 司

私たち4年知能ロボットシステムコースは、長期工場見学として9月16日から19日にかけて北海道に訪れました。
初日に訪れたカルビーの工場では、ポテトチップスなどの生産ラインを見学し、じゃがいもの保管、芽取り、スライス、揚げ等の工程を学びました。製品の検査過程で、不良品の除外も自動化されている事を知りました。
2日目に訪れた雪印メグミルクの工場では、バター・チーズの製造方法の変遷を学んだ後、工場の生産ラインを見学しました。牛乳パックにキャップを取り付ける工程などの解説を聞き、生産ライン開発における工夫を学びました。
また、同日の午後に、白い恋人パークを訪れました。この施設は石屋製菓の商品「白い恋人」のテーマパークで、パーク内に工場もあります。工場の生産ラインで白い恋人を箱詰めするパラレルリンクロボットが印象に残りました。
長期工場見学を通して、生産ラインの効率化とロボット等の自動化システムの関係は切り離せないものだと再認識しました。また、授業で学んだ内容を応用した実例に触れる機会が多く、この経験を今後の学習のモチベーションに繋げていきたいと思いました。
4年電気電子コース 池上 美佑

電気コースは大阪に行ってきました〜。
造幣局、パナソニックインダストリー、万博にいきました。造幣局では各々好きなように周りました。1番楽しんだ自信があるぐらい見て周りました。いろんなお金、それを作る機械などが展示してありました。パナソニックインダストリーでは会社のご好意で座談会などもしていただいてとても充実した時間でした。実際に作業が行われてる現場を見れて面白かったです。万博はとっても暑かったです。暑かった。いやぁ暑かった。大変だった。でも、超高いクロミコラボのカチューシャ買ってしまうぐらいには楽しかったです。韓国のブース行ったんですけど、女の子にはぶっ刺さりますね、あれ。みんなもいろんな国を楽しんでそうでした。
あとは自由時間ですね。みんなでUSJ行きました。ハリドリ怖かった。写真たくさん撮ってたっかい美味しい物食べて、お土産買って楽しかったです。
みんなとの思い出たくさんでとても良い4日間でした。
4年情報システムコース 小宮 侑真

私たち情報システムコースは、長期工場見学旅行で台湾を訪問しました。
初の海外になる人も多いなか、トラブルもなく充実した4泊5日を過ごすことが出来ました。
企業視察では、新竹サイエンスパークの見学や、CMSC、Etronの企業説明、TSMCミュージアムの見学を行いました。世界を主導する台湾の半導体産業は、私たちの専攻にも通ずるものであり、その技術に触れられたことは非常に有意義な体験となりました。
また、台北科技大学の見学では、大学が高専と連携したプログラムも考えていると知り、海外留学など国際的な道も身近に開かれていると知り、視野が大きく広がりました。
企業、大学訪問以外でも現地の様々な文化に触れ、日本との文化的・社会的共通点や相違点、実際行ってみなければわからない空気感などをひしひしと感じることが出来ました。この海外での経験は、感じている以上に今後の大きな糧になるはずです。この貴重な経験を今後の成長につなげていきたいです。
4年物質化学コース 久藤 唯花

4C は3泊4日の長期工場見学旅行で北海道に行きました。1日目は日本血液製剤機構千歳工場を見学へ行き、アルブミン製剤などの製造過程を学んだり、冷凍保存している倉庫で-30℃の低温体験をしたりできました。2日目は、北海道キッコーマン工場と雪印メグミルク札幌工場を訪れ、醤油やヨーグルトが作られる工程について学びました。
自由行動では北海道の牧場に行きました。牧場までの道中 the 北海道という大自然を歩くことができてとても幸せでした。牛の餌やり体験もできてとても可愛かったです。小樽では、オルゴール堂や小樽運河、寿司を楽しみました。北海道グルメでは、市場で食べた海鮮丼やクラス全員で食べたジンギスカン鍋がとても美味しくて印象に残りました。
旅行中はいくつかのハプニングもありましたが、振り返ればすべてが良い思い出であり幸せで有意義な長期工場見学旅行になりました。
ロボコン部 宮城 陽平

こんにちは。高専ロボコン2025でチームリーダーを務めた宮城陽平です。今年のロボコンの競技は「段ボールを積み上げ、作成した門を人が通過する」というものでした。
半年という限られた時間の中で、見てくださる方を驚かせるという目標を掲げ、チーム全員で試行錯誤を行ってきました。
地区大会では、予選敗退という悔しい結果に終わってしまいましたが、私たちのアイデアを評価していただき、特別賞を頂くことができました。
この結果はチームメンバーを始めとした、いつもサポートしてくださっている先生方や、応援していただいている皆様のおかげです。
今回味わった悔しさを胸に、これからも技術を磨き続け、次の大会ではさらに成長した姿をお見せできるよう努力していきます。
図書館長 竹若 喜恵
北九州高専図書館の蔵書の特色は情報・科学、工学に関する資料が多いことです。なかでも、特に利用の多い分野はどれなのか調べてみました。
工業高等専門学校であるため理系分野の利用がもともと多い点を踏まえると、今年度(4月~12月)は数学・物理・電気工学などの専門書が前年より減少したものの、全体としては依然として理系分野が大きな割合を占めています。一方で、文学や語学といった読み物・学習系の本は前年並みに利用されており、特に文学は引き続き多くの学生に読まれています。専門学習だけでなく、読書や語学など幅広い分野に触れる学生が増えており、学びの広がりが感じられる結果となりました。
北九州高専図書館では最新の科学や技術に関する資料を受け入れると同時にそれらの元となった技術に関する古い資料も多く所蔵しています。
もしお目当ての資料がみつからないときは所蔵調査、リクエストも受け付けています。ぜひ図書館へお越しください。
☆図書館からのお願い
・返却期限を守ってください。
次に読みたい・借りたい学生が困りますので、返却期限を守ってご利用ください。
万一紛失した時は、速やかに図書館のカウンターに申し出てください。
・利用した本は、きちんと元の場所に戻してください。
本が本来の場所にないと、読みたい、借りたいと思っている利用者が利用できなくなります。背表紙に貼られているシールの情報を基に、正確に元の場所に 戻してください。
特に就職・進学コーナーの本や資格コーナーの本を、開架書架にしまったりしないようにお願いします。
・リクエストを受け付けています。
研究に必要な本、進学・就職に必要な本、読みたい本など図書館に置いてほしい本がある時は、図書館カウンターにあるリクエスト用紙に記入して提出してください。選定の上、購入します。
☆学外利用者の皆様へ
学外の方も、下記のとおり本校図書館をご利用いただけます。
〇 ご利用いただける範囲
入室時に「利用簿」に氏名をご記入いただくことで…
・室内で自由に図書を閲覧できます。
・本を借りることができます。
・AV機器、AV資料を利用できます。
〇 本を借りる場合
最大5冊まで、2週間借りることができます。
(初回のみ平日8:45~17:00の間に、運転免許証などの身分証明書をご提示いただき、登録する必要があります。)
ご不明な点等ありましたら、北九州高専図書館までお問い合わせください。
図書館(図書室) Tel : 093-964-7212 E-mail : g-tosho@kct.ac.jp