8月23日(土)に、中学生を対象とした公開講座「AIを活用してロボットを制御してみよう」を開催しました。この講座には、北九州市近郊の中学生21名が参加しました。
本講座は、データセットを構築して物体認識AIを実現する前半パートと、ロボットから取得したデータをAIで処理して、特定の対象を追いかけるロボットを開発するという後半パートで構成されました。
前半パートでは、参加者は認識対象の写真を撮影し、「どこに何が写っている」のかを示すデータを作成する作業(アノテーション)を通じて、AI用データセットの準備の大変さを学びました。後半パートでは、Pythonを用いて物体検出AIであるYOLOを組み込んだ「猫を追いかけるロボット」を開発し、短時間でゴールまでたどり着けるロボットを作製しました。これらのロボットを使用した競技会を行い、参加者にAIの魅力を感じて頂きました。
参加者からは「AIを用いたロボットの動かし方がよくわかった」、「プログラミングの楽しさを感じることのできる講義でした」等の感想が寄せられました。