松嶋特任教授の研究グループは、緑色顔料Y2BaCuO5の電子構造を、世界最先端の第一原理バンド計算法である多体摂動法に基づくHSE06+G0W0+BSE計算により解明しました。この計算は膨大な計算コストを要するため実行が極めて困難ですが、光励起に伴う励起子効果を精密に記述できる最高峰の理論です。その成果は、論文投稿からわずか2週間で国際専門学術誌への掲載が決定されるという異例の展開となり、「無機半導体研究における信頼すべきベンチマーク(指標)」と最上級の評価を受けました。従来の理論では不可能だった色の再現に世界で初めて成功したこの快挙は、今後の材料科学に革新をもたらす世界的な成果と言えます。高度な計算技術と真理探究への情熱が結実した、本校が世界をリードする輝かしい一歩となりました。
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