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国際交流

留学生とチューターを対象に、2月20日(月)に令和4年度 日本文化体験(書道)を実施しました

日本文化体験は、日本文化の体験を通じ、留学生は日本への興味と理解を深め、日本人学生は自国文化に触れ理解を深めることでグローバルマインド育成に繋げることを目的として実施しています。今回は字遊塾 山口 松園 先生を講師にお迎えし、書道をご指導いただきました。

始めに、漢字の由来や、ひらがな、また同じ文字でも書体によって見た目が変わってくるなどの説明をいただき、墨、硯、筆、紙などの道具に実際に触れ、筆の使い方(おろし方)から始め、文字を書く練習に入りました。

書道は筆の抑揚や墨の濃淡だけで文字を書き、その文字ひとつひとつに意味があること、姿勢や所作からも文字が変わることに学生たちは興味津々でした。

書道が初めての留学生にとっては、縦横の線、円を書くだけでも一苦労のようでしたが練習をするうちに書けるようになり、納得がいくまで何枚も書く学生もいました。
学生たちは先生のお持ちの本のなかから好みの文字を選び、練習し最終的に色紙にその文字を書きました。

ある留学生は選んだ文字の意味は分からないけれど 「綺麗だから選んだ」 とのことで、先生からこの色紙の色とピッタリ合うといわれ、文字の意味を聞き嬉しそうに練習をしていました。また他の学生は自分が選んだ文字の意味を尋ね、文字の配置や書き方の試行錯誤をし、イメージトレーニングをしていましたが、その様子をみているとまるで芸術家のようでした。

日本人学生も筆を持つのが久しぶりということもあり、留学生とともに皆、休憩をとるのも忘れ、自分の作品の完成まで一気に仕上げ、それぞれ個性豊かな作品が出来上がりました。

最後に先生の篆刻印を押して頂くことでその文字のある色紙が絵のように見えてくるのに皆驚いていました。

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